1LDK叙事詩

続ける事を目標としているので、内容については一貫性がありません。

I need to be myselfのリズムで

喜怒哀楽、記憶や体験も、この数十年聴いてきた音楽で表現する事が出来る。

新しい音楽が無くても生きていける。

その事実に唐突に気付いてしまい、悲しくなった。

この悲しみに寄り添う音楽がまだ無いのは幸か不幸かはわからないが。

 

しばらく病院に行っていないのでストラテラが無い。飲んでいる時は効いている気があまりしないが、飲まないなら飲まないで脳内がごちゃごちゃしている……気がしている。煩くて整理が出来ない。

そういう時に散歩をする。

朝方4時頃はほぼ無人の街を気兼ねなく、煩わしい音もなく、歩く。

冷めた酸素を交換する。頭がシャキッとした気になる。アイエヌエムのリズムで歩く。猫背を正す。脚に力を入れて意識する。

 

物事は自分が思っているよりも大体シンプルで。目的地まで胸を張って歩けば、それでいい。

 

雑踏が、服装が、姿勢が、理由が、が、が、が。

すべて『正しく』やらねばならないなんて強迫観念で僕は疲れて、やめてしまう。

目的地まで、真っ直ぐ進めなくても。

行き止まりを引き返しても。辿り着けなくとも。

 

胸を張って歩けばよい。

 

公衆電話が近くに二箇所もあるんだ、とか。

あそこの自販機はiDとEdyしか対応してない、だとか。(なので財布がないと買えない)

跨線橋の階段がボロボロになっていて転倒してしまいそう、だとか。

 

そういった誰のためでもない、新しい知識でぐっすり眠れる。

そんな気がしますね。