小さなスクリーンでも人は死ぬ。
2017年。
(他にメインの用事があったが)ダンケルクを観るために、大阪のエキスポシティにある109シネマズで鑑賞した。
すごい迫力だった。
スクリーンの一番上から飛び降りたら、死んじゃう高さ*1でスクリーンがクソでかい。
後年、飲酒した勢いで鑑賞したドルビーシネマのダンケルクは音の没入感が凄くて、
いきなり戦場に放り出されたのかと思った。早くここから出してくれ!と本気で願うくらいに(結局最後まで観た)。アルコールは一瞬で抜けた。
IMAXがウケて猫も杓子もIMAXをウリにする作品が増えたような気がするけど、何で撮ったではなく、どう撮るかの方が大事じゃねーのかなぁ、と個人的に。
DUNEとか同じような構図が続いて初めて後悔したIMAXだったし、テネットはIMAXの迫力+映像自体の複雑さで頭がパンクした。視覚が初見で浴びて良い情報量では無い。
なのでIMAXで観るまでもないかな、と思った。
と池袋のチケット争奪戦に敗れた者の永い言い訳はここで終わりにしたい。
オッペンハイマーを観てきたが、人物周りが処理できずに一度の鑑賞では理解できなかった。音がダンケルクのときに感じたような、メンタルを少しづつ削っていくような感じで最高。マジで辛かった。
最初は三時間か、、、と尻込みしていたけれど、体感二時間程に感じたし退屈さは無かった。人物周りと歴史を調べて咀嚼した上でもう一度鑑賞して判断したい。
もう記憶がほぼ無いので。
*1:調べたら18mの6階建てビルに相当