1LDK叙事詩

続ける事を目標としているので、内容については一貫性がありません。

いしからはじまる

定額配信サイトに課金してる意味とは…?と考え始めて何も観ないのは非常にもったいない事だな、、、たどり着いたのが『観た事がある作品』を流す事だった。これならば集中力が続かなくても一度観てるから、ながら見や途中で止めても精神衛生を保てるはずだ。

 

自ら選んでやるからには全力で楽しまなければ、という強迫観念があるので、万全の状態じゃないと映像作品を観たくない。

映画館の座席もどこの席が良いか、前回はどこに座って観たか、初めてのスクリーンなら調べて自分の好みに合いそうな座席を予想して買う。

正直しんどい。がこれはもう自分が納得する為の儀式みたいなもので諦めている。

 

他人が選ぶ場合は逆にどこでも良い。真ん中で見上げるくらいの席が好みだが、誰かが選ぶなら最後尾の端っこの席でも文句は無い。

その人の考え、好みがあるだろうから。

 

ここまでは良い。次のハードルは妻の視線である。

好き嫌いが顕著に出るので、めちゃくちゃ退屈な姿を横目に映像を流せるほど自分の耐久性を信用していない。

出来れば妻も楽しめる作品を一緒に楽しみたい。

基本的には妻が観たい物をずっと流しているので、たまには自分の好きな物を観たい。

あわよくば、好き、とまではいかなくとも…と期待を抱くのは贅沢だろうか。

 

僕は成長する人間が好きだ。時間の経過がある作品も好みだ。

前者は序盤軟弱な描写が多いので、それを好まない妻には不向きだ。信念を持った強い人間同士のぶつかり合いを好む傾向をこの5年間で得たので、読んだ事があるけれど観た事が無い『ジョジョ3部』を試しにジャブのように流した。

 

不良高校生はビジュアル的にどうかと少し疑ったが、承太郎に食いついた、と思っていたらホリィが好みだと!?完全に予想外だった……

 

というのがおよそ一月前、今は妻と一緒に北緯28度24分西経80度36分を目指しています。

やれやれだわ。