1LDK叙事詩

続ける事を目標としているので、内容については一貫性がありません。

発券手数料で稼ぐ

イオンに導入されたセルフレジが苦手だ。

イオンで買い物をする時は大抵数が多いためバーコードを読み取ってマイバッグなりレジ袋に詰めていくのだが、これが中々億劫なのだ。

さらにはアプリでクーポンを使用するのだが、毎回クーポンのバーコードを見つけられずに店員に聞いてしまう。要介護会計老人の仲間入りをした気になって、会計が終わった瞬間にそこから逃げるように帰る。迷惑をかけて申し訳ない気持ち半分、時代に取り残されて老いを感じて情けない気持ち半分、といった具合。

混雑がとても精神的に狂うので、いつも閉店時間ギリギリに行くのだが、その時間だと最近は有人レジが閉まっていたりする。

そしてまごつく老人、閉店時間を過ぎても終わらない会計。エンドレスワルツ

 

ライブのチケットを久々に電子から紙に変更して発券をしてきた。

コロナ禍以降、便利だったりそもそも電子オンリーだったりで何も考えず電子チケットにしていたが、イープラスなんかは機種変更をすると履歴が死んでしまうので、どうしたもんかと思っていたのだ。

ツイッター辺りで発券に関するツイートを見て、そういや紙に戻せるなら戻すか、となった。ぴあは発券周りかなり融通が効くので好き。愛してる。

コンビニで発券手数料を支払い、お釣りをもらい、チケットを受け取る。

松屋に寄ってカレーを受け取り、帰る途中。

 

違和感。ポケットに入れた小銭を見ると、お金が増えている。

発券手数料220円に対して250円を払ったので30円持っていないとおかしいのだが、300円ある。

店員が間違えたようだ。ちょっとだけ悩む。このままネコババしようか。いやいや、この金額で後ろめたく思うくらいなら、とコンビニに引き返し店員に事情を説明し返金した。

レジ金の誤差ってとても面倒くさいって聞きますもんね。ごめんね、ちょっと迷って。

 

帰って食べたバターチキンカレーの量がどう考えてもいつもより多かったので、これはさっきの善行のリターンかな、と思いながら。